先週、
大建工業さんの
福岡ショールームに行ってきました。
ここには「防音体感ルーム」があって
防音効果を実際に聞くことができます。

間取りは大体、下の絵のようになっていて

赤い線が防音を施した壁になります。
廊下側が40dB減少する壁
隣室側が50dB減少する壁です。
例えば音源室で90dBの音を出した場合は
廊下側が90−40=50dB
隣室側が90−50=40dBになるよう施工されています。
そして実際にスピーカーで音を出してみました。
初めはピアノだけの曲で、ピーク時で約90dBに設定
(実際のピアノも同じ位の音の大きさだそうです)
音源室ではかなり大きな音ですが廊下側では随分小さくなります。
実際に測量しても設計通り約50dBです。
が、音はしっかりと聞き取れます。
特に高音が聞こえてくる感じです。
さて隣室ではどうでしょう。
隣室の実測も設計通り約40dBですが
廊下側と比べ明らかに聞こえなくなりました。
良く聞くとピアノを弾いているな〜という程度
人間の耳では−10dBでほぼ半分の音に感じるそうです。
なるほど・・・
しかし防音体感はまだ続きます〜
ピアノの次はオールバンド!
ギター、ベース、ドラム、サックス等々
今回の音の大きさもピーク時で約90dBに設定
廊下側は予想通り、ピアノの時と大差はなく
音は随分小さくなり、高音が抜けて来る感じです。
そして隣室に入った途端
耐えられない不快感が!!
高音はほとんど聞こえないのですが低音が室内で共鳴しています。
隣室は個室なので低音が壁に反射しているようです。
ピアノの時のあの静かな部屋だとは思えません。
廊下では低音が共鳴するような事はなかったのですが
どうやら廊下は空間が抜けているので
低音も抜けて(逃げて)いるようです。
なるほど、同じ防音施工をしていても音源や部屋の形で
ここまで聞こえ方が違うとは・・・
思っていた以上です。
これから家を建てる方で、防音工事をお考えの方、
特に楽器を演奏される方は必ずこの様な設備を体感して
家を建てた方がいいと思います。
ご自身の楽器がどのくらい防音できるか、ご家族にも体感できますし
実際にご自身の楽器を持ち込んで実験する方も少なくないそうです。
(ただ、木造ではベースやドラムの防音はかなり難しいようです)
因みに、木造の場合の防音壁のサンプルがあったのでパチリ

<マイナス40dBの壁>

<マイナス50dBの壁>

たった10dBの差でここまで施工が変わります・・・
ん〜音は難しい・・・